|
（大会は）1990年2月4日
|
|
1990年1月27日（土） 晴れ、しかし寒い 午前中はずっと寝ていた。予定なしというのもつらいもので（暇ができて楽しいはずなのに）。布団の中でウツラウツラ、昼には子どもたちが帰ってきてそれぞれに昼食。子どもたちはてんでにクラブ活動や遊びに出掛けて行った。 俺は秋留台へ出発。今日は電車で行く。秋川駅から10分ほどで着いた。 4000m＋800mジョグ＋3000mT.T.で3000mの自己ベストが出た。9分53分3である。秋川の田中さんに勝った（初めて勝った）。 1990年1月28日（日） 晴れ 長い間風邪で落ち込んでいた利和子さんを誘って青梅マラソンコースを走った。 初春の陽光はあたたかく降りそそいでいるが、やはり青梅街道を上って行くと風の冷たさがきびしい（下は短パンでも大丈夫だったが上はジャージを羽織った）。 利和子さんは折り返しまではスイスイと走っていたのだが、20キロ地点でガス欠。パン屋さんに駆け込む羽目になる（ここで宮下さんご夫妻にしっかりとパンを買っているところを見られた）。そのあとは重い足どりで無口になって、やっと４時間近くかけて30kmを完走した。やはり『マラソンランナー、練習しなければタダの人』である。この1か月間の利和子さんのトレーニング内容からすれば当然の結果である。 2月18日の青梅30kmロードに向けて、あと数回のLSDを計画して、なんとか本番では快走をしてほしいものだ。 俺の方は昨日の秋留台トラック練習会での3000m自己記録の再更新の余韻に浸っているので気分はgoodである。別大に向けて今こわいのは前半の飛ばしすぎによる後半のダウン。あるいは脚の痙攣、そして風邪である。好調のときほどアクシデントに対する不安が大きくなってくる。 自分にできることは、すべてやった。あとは運を天にまかせるだけである。神だのみをしないはずの俺が思わず「我に力を！」と言ってしまう。 1990年1月29日（月）曇りのち晴れ 少しあたたかくなった。昼休みも帰りも少し汗をかくようになった。 今日から別大に向けての炭水化物制限。まだそんなにつらくない。いつものようにコーヒーとビールは飲んでいる。夕方の体重64kgは思ったよりも重いが顔のしぼり具合とお腹の脂肪のしぼり具合は十分である。 菊地さんからジャーナルと第6回鶴岡100キロマラソンのビデオが届いた。 1990年1月30日（火）晴れ、あたたかい 炭水化物制限二日目。 まだそんなにつらくない。体重は順調に減っている（63kg）。 RUN RUN JOURNAL を作り始めた（No.109〜110）。 1990年1月31日（水）雪 朝からずっと雪。雪の中をウインドブレーカで走った。雨よりは楽だが走りにくい。米山さんが走っていた。今年は青梅の30kmを走るとのこと。彼は要マークである。 夜、若草公園10周のあと早く帰って RUN RUN JOURNAL No.109〜113 を書いた。5枚もあるので明日はコピー、封書詰め、切手貼りと時間がかかりそうだ。 1990年2月1日（木）雪、大雪 雑念が多くて困る。もっと無心にならなくては。今日からカーボローディング。食べ始めた。でも、あまり極端に食べず、体重もあまり増えていない（今64kg）。 仕事は順調。夜、RUN RUN JOURNAL No.109〜113 をコピーして封書詰め。集会所のコピーが故障していてスーパーへ行ってコピーしてきた。手紙を書いていたら12時をまわってしまった。 1990年2月2日（金）晴れ 次男のクラスが風邪で学級閉鎖とのこと。利和子さんもつきあって休み。今年の別大出発日は、いつもと違って寂しくなかった。 昼、利和子さんと二人で雪の上をランニング。走りにくいが、なんとか走れた。食いだめはあまりせず。 食欲がいまいちだったが、しっかり4食食べ、ゲータロード280×2杯、ピットイン×１本＋ジュースを、しっかりと摂った。 今、ブルートレイン富士号の寝台車でこれを書いている。食事は食堂車。利和子さんに電話をした。 1990年2月3日（土）雨、小雨 別府に到着。 1990年2月4日（日）曇り 第39回別大マラソン、2時間34分25秒、111位。自己ベスト！ 走りの結果については、 第39回別府大分毎日マラソン敢走記 をご参照ください。 出発の様子、前日のこと、当日のこと等が書かれています。 1990年2月5日（月）曇り （ブルートレインさくら号の寝台車で目覚める）。 昨夜はタプソールを塗っていた両足が火照って眠れず。でも、なんとか朝になった。朝食は、またバイキング。今日は富士号とは違い米が美味しかった。二杯も食べた。マラソンを走った翌日の朝食でこんなに食欲があるのは珍しい。パンには手を出さず、和食だけでたらふく食べた。 車中で恒例のマメしぼり。でも今年はマメが少ない。小さいのが二箇所だけ。 筋肉痛もあまり感じない。2月18日の青梅３０キロに向けてまたムクムクと闘志がわいてくる。 しかし、この三日間ほとんど口をきいていない。必要最小限の会話しか交わしていない。昔はこういう一人旅が好きだったが、トシのせいか寂しくなってきた。 |