|
（第3回シュリ・チンモイ24時間ランは）1990年10月6日〜7日
|
|
9月29日（土）曇り、時々雨 午後、半日休暇を取って神宮外苑へ下見に行ってきた。周回コース（1.6km）を一周走ってきた。ヱスビー食品陸上部の夏合宿中に交通事故で急逝した選手とトレーナーのために花束が供えられ、瀬古監督への励ましの言葉が添えられていた。 9月30日（日）雨 来週を意識してLSDをしたかったのだが朝から晩まで冷たくて強い雨が。あきらめておとなしくしていた。やたら眠いので午前中は寝ていて、午後から手紙書き。返事が遅れていた手紙を2通書き終えた。 夕方、雨の中を13.5km走った。ゴナのアンダーシャツ（長袖）が良かった。雨でもへばりつかない。雨の中、ゲータロード280とザバスのピットインを買ってきた。パンシロンとオロナイン軟膏とバンドエイドも買っておいた。 10月 1日（月）晴れ、暑い！ 朝から体調が悪い。飲み過ぎか、下痢気味。昼休みも重くて武村さん、大武さんについて行けず、しかも途中でお腹がおかしくなって富士見公園グランドのトイレに駆け込んだ。夜、RUN RUN JOURNAL No.197〜200 を書き始めた。 また11:00を過ぎてしまった。 10月 2日（火）曇り 体調がおかしい。寒かったり、暑くて汗が出てきたり、おかしい。会社で体温を測ってみたら36.7℃、風邪気味のようだ。しかし残業。帰ってから RUN RUN JOURNAL を書き上げ、タックシールへの宛名印刷。 2:00になってしまった。 10月 3日（水）晴れ 昨夜は夜中にテレビを見始めてしまい（雲霧仁左衛門）、寝たのが3:00。 今日は眠かった。寝不足は足も重くなる。明日と明後日は、しっかりと寝ておきたい。夜、RUN RUN JOURNAL のコピーをしてきて封書詰め。 今12:30。今日は早く寝られそう。 10月 4日（木）曇り 早く帰りたいのだが忙しくて、またまた残業。こまったもんだ。昼休みは案外軽く楽しく走れた。やっと上向いてきた。明後日は少しでも良い体調で臨みたい。 夜、RUN RUN JOURNAL を全部配り終えた。今日から食いだめが本格的になり、昼食はうどんとカレー。夜はカレーとイモなどのツマミでビール。 10月 5日（金）曇り、のち雨 台風が近付いている。夜、雨が降ってきた。心配になってきた。トレパンを一枚余分に持ち、長袖シャツも持って雨対策をしようと思う。お腹は治ったし、足にも目立った故障はない。心配は寝不足くらいだ。今日も会社からはすぐに帰ることができず残業になってしまった。 9:00すぎに夕食。さぁ寝るぞ（今23:40）。 10月 6日（土）雨、のち曇り、時々晴れ 朝4:30に起床。暗いうちに電車で信濃町へ向かう。 初めての24時間ラン。未知の距離、未知の時間、そしてウルトラマラソンへの自分の新しい展開を目指しての挑戦である。 朝8:00スタート。最初の１時間は10kmちょっとのペースを守ったのだが、2時間以降どんどんペースが上がり、100キロマラソンの気分で走ってしまった（これが24時間走のペースを知らない者のアホさかげんである）。 9時間10分台で100km通過。夜の12時前、15時間54分で160kmを走ってしまった。雨上がりの朝のうちはまだしも、午後は帽子が必要なほど暑くなった中で明らかにオーバーペースだった。 10月 7日（日）曇り、時々雨、のち雨 10月7日になって、午前1:00頃（17時間）から歩きと走りを交互に入れた。この時点で8km／1時間のペースを守れば220kmを越えるのだが、ここで「記録よりも足と身体へのダメージを最小限に食い止めよう！ でも勝負だけは捨てないようにしよう！」と決め、2位との距離差と残り時間を計算しながら歩き、そして走った。 ラスト15周は4時間もかけて歩いた。フラフラ眠りながらの歩きで、とんでもなくつらい。とにかく眠い。そして足が痛い。 朝7:45、フラフラと125周目のゴールインをした。1.6km×125周＝200.00km。長い長い一日が終わった。 16時間までは計算できたが、そのあとの8時間はまったく予測できなかった。スケールが違う世界だった。なにしろ長い。長すぎる。でも新しい世界を見ることができた。たくさんの学習をすることができた。優勝をすることもできた。 完走記を書いています。 第3回 シュリ・チンモイ24時間ラン をご覧ください。 10月 8日（月）雨 朝から晩まで雨。朝、会社に電話をして風邪で熱が出たので休む旨を伝えた。風邪気味も発熱も事実であるが、実は会社まで遅刻せずに歩いていく自信がなかった。両足に内出血を起こして腫れていた。特に左足首は今日の夜になっても腫れがひかず、痛みと熱がある。ほとんど故障状態なのだが、この程度で済んで良かったとも思う。 |