第6回 鶴岡100キロマラソン
(大会は)1989年 9月 10日

9月 8日(金)晴れ

明日鶴岡へ出発する、というのに会社からすぐに帰って来られず、残業になってしまった。 帰ってから荷物をバッグに詰めた。 ジュースや菓子も買ってきた。 靴もシューリペアで修理した。 あとは金があればどうにかなる。 昼休みは5.7kmを20分10秒9とgood! よく食べることもできた(65kgになった)。


9月 9日(土)晴れ

朝、5時15分起床、ゆっくりと食事。 7時5?分の電車で出発。 新潟までの新幹線では眠りっぱなし。 新潟で天ぷら蕎麦を食べ、いなほ5号ではS森さんと一緒になった。 鶴岡には2時01分に到着。 さっそくるみこさんのインタビュー。 いとうさんがVTRをまわしていた。

石川屋旅館の周りには店がなく、ちょっと遠かったが30分ほど歩いて焼そばを食べてきた。 歩いているときにW松さん、T沢さん、T田先生が準備をしている車に会った。 I野先生が車に3人のギャルを乗せてすれちがった。 うらやましいかぎりである。 5時には開会式場へ。 机を運んだり、少しは手伝ったが、ほとんどみんながやってくれた。

開会式のスピーチでは、
 (1) この大会は「勝たなきゃ意味がない」ということのアホらしさを教えてくれました
 (2) 金があれば何でもできるという風潮の昨今ですが、今日も早くから準備をして
   くださっているみなさんから手作りの良さを教えられました
と言った。

3年連続出場の記念品をひろ子さんからもらった。 そして、代表挨拶と言われたので、3年前に初めて来たときにレベルは高くないし練習のつもりで走ってみようかという程度の意識で参加したのだが、参加して走ってみたらすごい感動があったという意味のことを言った。

石川屋旅館は古いが大きくてなかなかのもの。 部屋も一人だし、よく眠れそうである。 U田さん、I野先生+ギャルで夜、ちょっとビールを飲んだ。 今10時05分、さぁ歯を磨いてゼッケンを付けて寝よう!


9月 10日(日)雨のち晴れ

朝、4時頃目が覚めた。 蚊がいて足や額を刺されてかゆい。 外では雷が鳴っていて雨の音がすごい。 雨は止みそうになく、歩いて会場へ行く予定だったのだが車で送ってもらった。 スタッフの方々がかなり忙しく働いていた。

話は変わるが昨夜、歯を磨きに降りていったら台所から「タンダイサン」という声。 見ると、ひろ子さんとるみこさんが悲しくないのに涙を流しながらネギを切っていた。 しばらく手伝った(ネギと油あげを切った)。 スタッフはなにしろ忙しい。 「手作り」というのは忙しさに負けないことなのかもしれない。

7時、スタート! 雨の中であった。 24番と29番のランナーがさっさと飛び出して行った。 僕はS岩さんと一緒に42分/10kmのペースで走った。 飛び出していった二人はそのうちに一人ずつ落ちてきて後方へ。 S岩さんも5周目で後退した。 その後は一人旅。 5周(50km)の通過は3時間40分ぐらい。 そのあと暑くなってペースが落ちて、結局またもや8時間は切れず、8時間08分10秒であった。

夜、反省会のとき、
 (1) 鶴岡では「リタイア」という言葉を禁句にしよう
 (2) 完走は2年越し、3年越しの方がいい
 (3) スタッフのみなさん、ありがとうございました
と言った。 2次会は菊地さん宅で、、 今1時、眠い。 すごく眠い。


9月 11日(月)鶴岡は雨、青梅は曇り

朝、U田さん、H池さんと3人で石川屋旅館から黄金コミセンまでジョグをして、帰りに金峰山神社へ行ってきた。

宿に菊地さんがお土産のTシャツを持ってきてくれた。 るみこさんが駅まで見送りにきてくれた。 るみこさんは庄内の純米酒「栄光冨士」を持ってきてくれた(これも菊地さんからのお土産とのこと)。 帰りの電車は10時15分発の白鳥号で、E本さんとT村さんとS森さんと一緒。 新潟からはS森さんと二人になった。

夕方5時前には家に着いた。
ひろ子さんに貼ってもらったスヌーピーのカット絆は剥がさずにおいた。


 
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