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１９８５年 １月１３日
今日は新体連新春マラソン（３０ｋｍロードレース）。朝までは、いや走り出すまでは、まったく気合いが入らず嫌だった。 口内炎もできている。 スタートしてしばらくは（親友で最大のライバルの）武村さんにくっついて走った。武村さんは、やたらととばす。彼には去年の青梅３０ｋｍで負けている。 今回も最初は弱気になった。しかし「ここで棄権しようか」とか、「ペースダウンしてジョグで行こう」とか、いろいろ考えているうちに５ｋｍ地点を過ぎ、１０ｋｍ地点を過ぎ、最初は痛くて重かったスネがらくになってきた。 逆に武村さんは、このあたりから遅れはじめた。ここでチャンスと思ってどんどんとばし、折り返して２０ｋｍ地点あたりでは、もう武村さんの姿は見えなかった（トイレに入っていたとのこと）。 今日は途中からは、らくであった（自分のペースで走れた）。 結果的に今日のペースは良かった。 序盤から武村さんに引っ張られてハイペース。１０ｋｍ〜折り返しまではバトルで、いいペース。折り返してからもしばらくは、いいペース。特にゴールのトラックに近付いてから（あと２ｋｍくらい）のスパートは、うまくいった（これで１時間５０分が切れた）。 今日は走ってみたら意外にも良い走りができた。気持ちのいいラストスパートもできたし、初めて１時間５０分を切れたし（１時間４９分３３秒の自己ベスト）。 走ってみないと分からないものだ。 |